頭痛、頭が重い

頭痛について

頭が痛い、頭が重い、頭がボーッとする。このような症状を頭痛と表現することが多いと思いますが、これらの症状は程度の差はあっても多くの方が経験したことがあるでしょう。症状が強かったり長引いたりすると、頭痛を引き起こす病気の中には「くも膜下出血」など命に関わる病気もありますので、不安を覚えることも多いのではないかと思います。

入院治療を要する頭痛かどうか

頭の痛みを訴えて来院された場合、医師は「入院治療を要する頭痛か否か」を判断することになります。まずはお話をしっかり伺って、痛みの性質や出現の仕方から、緊急性の有無を判断します。同時に原因としてどのような疾患を考慮するべきかを判断し、最も確認しやすい画像検査（CT検査もしくはMRI検査、場合によっては単純レントゲン検査）を選択します。
クリニックをご自身で受診される方の中にも、くも膜下出血や脳内出血、打撲後に生じる脳表の出血、脳腫瘍など、入院治療を要する場合がありますので、慎重に判断させて頂きます。

頭痛の主な原因

入院治療を要する頭痛

脳卒中（くも膜下出血、脳内出血）、血管の解離、モヤモヤ病、頭部外傷後の出血、脳腫瘍など

通常入院治療を必要としない頭痛

緊張型頭痛、血管性頭痛、神経痛、片頭痛、群発頭痛など